ケルベロスの聴き方(3)──落穂拾いはいつも真夏

CDを見る

あなたはそこにいたけど・・・*1
メンバーが着ているバンドTシャツはとても重要で・・・・*2
スカムなバンドに過大なコメントがつくこともしばしばだ・・・*3
紹介文をかく。すると推薦文になっている・・*4
ピンクの三角形と「SILENCE=DEATH」の組み合わせを知らない者はパンクのクールなステイトメントかなにかと誤解するであろう・・・*5
案内は多くて・・・*6


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配信の外を見る

暗い森の中通り可愛いお家というアドレスを思いついたときのあももの快哉を思った
あの場で思っていたことが
ヤマト イオリの概要欄は長く読み逃してはいけないテキストとなっている
コヨーテ、けもV。アーカイブ画面には各人の気質が必然的に宿る。ぱっと見てなんとなく伝わるものを手がかりに私がたはまだよく知らない配信者をおずおずと見に行ける。そんなときは、なにかを具体的に見たくて訪れるというより、見たいものがむしろその場で発明されるのだと思う
配信タイトルを見よ──それから、「ぼくはごきげんな蝶なのです」という一生に一度の断言形
そういう履歴をこのひとが持っているということ自体がときどき、愛っぽくなる

*1:Nausea「The Punk Terrorist Anthology Vol.1」、ブックレット内の写真。

*2:Heresyの音源集「1985-'87」、ブックレット内の写真。

*3:DataclastとThe Earwigsのスプリットアルバム、CDケースに貼られたシール。

*4:雪村いづみ「スーパー・ジェネレイション」、帯。

*5:3「Dark Days Coming」、ケース裏、左下。

*6:左手前:「The essential Pebbles Collection Vol.1」、ブックレット。中央:ミッキー・カーティス「耳」、ブックレット。